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イタリア人にコミュニケーションを学ぶ!

2019.5.20

イタリアの方に言われたひとこと

昔、お仕事をご一緒させてもらったイタリア人に、親愛の念を込めて、「ぼく、イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』大好きなんです」って伝えたら、「君は変わり者だね!カルヴィーノなんてぜんぜん面白くない」って言われたことがあります。

出会って間もない人を、変わり者呼ばわりして、相手の好きなものを否定する。コミュニケーションスキルの本を開けば、良くない例としてあげられていそうな発言ですね。

しかしながら、驚くべきことに、それを言われた当人である私は、腹を立てるどころか、その竹を割ったような率直な発言に、爽快な気持ちになりました。「まあ、そうだよな。イタリア人だからといって皆がカルヴィーノを好きとは限らないよな……」と、思い直しました。

コミュニケーションについて一緒に考えましょう!

このイタリアの方の発言に、気分が悪くならなかったのは、彼の発言の仕方に、「ただ率直に自分の価値観を示す」という、非常にさっぱりとした姿勢が感じられたからです。コミュニケーションは伝え方が重要。もちろん日本人とイタリア人の国民性の違いというものも多少なりとも存在するはずです。しかしながら、こういうふうにシンプルに、人の気分を害さずに自分の価値観を伝えられたら素敵だなあ、と、感心した次第です。

就労して、長く働いてゆくために、コミュニケーションのスキルについて日々考えてゆくことが肝要です。ソースでもコミュニケーションについてのプログラムを多数ご用意しております。ソース堺東・三国ヶ丘で、一緒にコミュニケーションについて考えてみませんか?

ここからは余談です^^

余談になりますが、確かにカルヴィーノの『見えない都市』は、もやっとしていて、明瞭でない小説です。誰かれかまわず虜にしてしまうような作品ではありませんね。しかし、そのぼやっとした感じが、好きなんです。

そこに描かれた、元朝の、落日の兆しが見えはじめる直前の、気怠い空気に包まれた王宮で、マルコ・ポーロの話に聞き入るフビライ・ハンの姿が、なんとも言えず良いのです。

フビライは言わずと知れた中国、遊牧世界の覇者です。しかしながら、彼は、弟をはじめ、たえず一族の内乱に悩まされ続けました。また、日本をはじめ、ベトナム、チャンパー、ジャワといった海洋国家への侵攻もことごとく失敗に終わっています。祖父であるチンギス・ハンのような連戦連勝の戦績は残していません。そして、フビライの死後、この大国家はその栄華がまるで幻だったかのように、滅亡へとむかって進んでゆくこととなるのです。

そして、最近はマルコ・ポーロの実在を疑う研究もあるようです。フビライの重臣となったというわりに、元の文書にはマルコの名前が残っていないのだそうです。「世界の記述(東方見聞録)」というのは、幾人もの旅人の記録をまとめたものである可能性があるとのこと。興味深いですね。

ソース堺東・三国ヶ丘スタッフ

岩﨑 友寛

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