2020年、薫風の候。
桜の青葉の成す木漏れ日も、羽ばたく揚羽蝶の姿も、閉め切った窓越しに眺めることが多くなりました。
換気のために開けた窓から吹き込む風が一層心地よく感じられます。
ソース三国ヶ丘に通い始めて6か月目を迎えようとしていた私も、何から何まで前例のない初めて尽くしの在宅訓練へと移行しました。
実際のテレワークの予行練習と思いいざ取り組んでみましたが、まさかブログの文面の一端まで担当させていただけることになろうとは。
「私が！？」という驚きの余韻が未だに胸にありますが、ここで私に一利用者として筆を執る機会を与えてくださったスタッフ様方へ感謝申し上げます。ありがとうございます。
長くなった前置きはさておいて、まずは新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴って開始した在宅訓練の、私の作業についてお話ししたく思います。
以上が在宅訓練における私の時間割です。
表に記載はしていませんが、訓練日やそれ以外の日においても今まで通りの起床・就寝時刻をキープしています。
一度生活リズムが崩れると自力で元に戻すのが非常に難しいのを自覚しているが故です。
したいままに動くだけだと趣味のイラストやゲームに耽って堕落の道を一直線なので…
ある日zoomで行った面談で、担当スタッフの方にこのようなことを尋ねられました。
家で訓練していて、ゲームなどの誘惑はありませんか？
答えはズバリ、すぐ目の前にあります。
今私がパソコンを使っている目の前にある棚、その中に誘惑の根源がすべて詰め込まれています。
ゲーム機、絵を描く道具、書籍にアニメグッズ等々…何の誇張もなく言葉のとおり、すべてが詰め込まれた棚が目の前に鎮座しています。二つも。
しかして今のところ、訓練時間中にそれらに手を伸ばしたことはありません。
(勿論休憩時間になるとスマホは触っていますが)
ではどうして集中を切らさずにいられたのか。
それは私の訓練環境にあるのだろうと考えています。
我が家は部屋同士が襖でしか仕切られておらず、家族も家の中で過ごしているので生活音がほぼそのまま流れてきます。いわばダダ漏れです。
なので訓練時間になるとまず、私はイヤホンをつけて音楽を流します。イヤホンで聞くことで外部の音が遮断され、より集中しやすくなるのです。
ただし歌詞がある曲は文言に注意をひかれてしまうので、ここで流すのはクラシック等、歌詞のない曲です。
実践すると、想定よりもしっかりと集中できました。休憩時間を丸々一回すっ飛ばしてしまうぐらいには。
皆さんも集中のし過ぎにはくれぐれもご注意ください…
先ほど訓練日以外でも生活リズムを崩さないよう気を付けていると言いましたが、その他にも留意している点がいくつかあるので、その内の3点をご紹介します。
この3点について共通して言えることは、無理をしないという事です。
フルマラソンを全速力で走りきれなんて無理難題は誰であろうとこなせません。
私が上記の3点をこなせているのは運動以外は普段からやっていたからであって、以前から習慣づいていなければこれも難しかっただろうなと自身で感じています。
なので、ほんの些細なことでもいい。ほんの軽いノリでもいい。
今、自分にできる努力に手を出してみてはいかがでしょうか。
この努力がコロナ終息後も継続しているならば、それはきっと自分にとって良い習慣となっている事でしょう。
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こんにちは！ソース三国ヶ丘の支援員、東口です。
いかがでしたでしょうか？
この方のように、ほんの些細なこと、そしてほんの軽いノリでいいので
今できることを探してみて、やってみてはいかがでしょうか？
いつか、その経験がどこかで生かされます。
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